変更ファイルのみバックアップする軽量バックアップソフトのご案内

ベクターからダウンロードして試用できますので、ご購入前にお客さまのパソコン環境で思ったとおりに機能するかをお試しください。 > ソフト本体  > オプションソフト一覧

バックアップ方法のご提案

  • USB接続の外付けハードディスクが最近安く(160GBで1万円前後)手に入れることができるようになってきました。
  • パソコンは初期不良以外で壊れるとしたら、ハードディスクですので、大事なファイルはバックアップしておくことが大切です。
  • バックアップするときに注意したいのが、バックアップが終わるまでの時間です。
    通常、バックアップはCD-RやDVD、MOなどのメディアにバックアップします。
    しかし、速度を考えると最も早いのはハードディスクなのです。
    そこで、ドライブ(C:など)全体を別のドライブに丸ごとバックアップしておくことをおすすめします。
  • USB接続型のハードディスクなら、バックアップするときだけパソコンに接続すればよいですし、パソコンの電源を入れたまま取り外すこともできます。
  • バックアップソフトといってもたくさんのソフトが販売されています。
    ほとんどのものはリストア(バックアップしたものを元にもどす)するときに、バックアップしたソフトが必要になります。
    これは、ソフト独自の方式でファイルをバックアップするからです。
  • バックアップで一番簡単な方法はWindowsのファイルコピーです。
    でも、いろんなフォルダにたくさんのファイルが分かれて保存されているのが普通ですので、ファイルコピーをするのも大変なのです。
  • そこで、新規作成変更したファイルを自動判断し、バックアップできるようなソフトがあれば、いちいちフォルダを指定しなくてもドライブ(C:など)ごとバックアップすればよいので手間が省けます。
  • 弊社開発ソフトの”変更ファイルのみバックアップする軽量バックアップソフト”はWindowsが標準実装しているWSHというスクリプトで作成していますので、ファイルコピーと同じように軽快に動作します。


このソフトの概要

  • このソフトウェアは指定されたコピー元ドライブからコピー先ドライブに
    ドライブ単位またはフォルダ単位に
    指定した日以降に変更されたファイルのみをバックアップします。
    • 2回目からは前回実行した日以降に変更されたファイルのみをバックアップします。
  • ドラッグ&ドロップでの実行や自動実行(時間指定、ドライブ認識)も可能です。(オプション)
  • ハードディスクの簡易ミラーリングソフトとしてもご利用いただけます。
  • バックグラウンドで実行されますので、他の作業と同時進行可能です。
    自動実行時はウィンドウが表示されます。
  • バックアップ終了後に、コンピュータ自動終了させることができますので、勤務時間後にその日に作成変更したファイルをバックアップするような利用方法が考えられます。
  • フォルダ階層を維持したままバックアップされます。
  • 隠しフォルダはバックアップしません。
  • バックアップ履歴を指定されたフォルダにログファイル出力します。
  • ログファイル名は
      backuplog_(バックアップフォルダ名)パラメータ指定年月日-実行年月日.txt です。
  • エラーログファイル名は
      errbackuplog_(バックアップフォルダ名)パラメータ指定年月日-実行年月日.txt です。
  • 試用期間でも、すべての機能が使えます。
    試用期間は起動時に毎回ウィンドウが表示されます。

特長

  • ドラッグ&ドロップとコマンドライン実行の両方をサポートしています。
  • 別途オプションソフトを購入していただくと、時間指定によるバックアップ自動実行、ドライブ認識によるバックアップ自動実行 が可能となります。
  • ドライブ認識によるバックアップとは、バックアップ先のUSB接続HDDをパソコンに接続したときに、自動的にバックアップが開始されるものです。
  • Windows Management Instrumentation (WMI)を利用した軽量コンパクトなソフトウェアですので、パソコンで別の作業をしながらでもバックアップ処理ができます。
  • ありそうでなかった、指定期間に作成変更したファイルだけを自動バックアップしますので、バックアップのパフォーマンスを最適化できます。
  • フォルダ階層を維持したままバックアップされます。
  • Windowsファイルシステムのままバックアップしますので、リストア時に特別のソフトウェアを必要としません。
  • バックアップ完了後に自動シャットダウンできますので、大量ファイルを夜間にバックアップすることに適しています。
  • 対応メディアは、ハードディスク(HDD)、MO、フロッピー(FDD)です。
    • ドライブ認識によるバックアップ自動実行オプションを使用する場合は、USB接続HDDのみ対応しています。
    主に、ハードディスク間のバックアップを想定しています。

販売価格

 本体販売価格  840円(税込)
 時間指定によるバックアップ自動実行オプション  840円(税込)
 ドライブ認識によるバックアップ自動実行オプション  840円(税込)
 バックアップ除外フォルダ指定オプション  840円(税込)
 バックアップログのリアルタイム表示オプション  840円(税込)

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動作環境

  • WindowsXP Home Edition SP2 または Professional SP2
  • PentiumIII 800MHz以上推奨
  • 使用メモリ 約35MB
  • Windows Script Host Version 5.6(WindowsXPに標準実装されています。)
  • バックアップ速度はバックアップ対象となるファイル数よりも、フォルダ数に依存します。
  • ベクターからダウンロードして試用できますので、ご購入前にお客さまのパソコン環境で思ったとおりに機能するかをお試しください。

ご利用方法

  1. ダウンロードしたファイルを解凍します。
    すべてのファイルは同じフォルダに保存してください。(オプションのファイルも同じフォルダに保存)
  2. インストール.vbs をダブルクリックして実行し、デスクトップにアイコンを作成してください。
  3. バックアップを実行するには、次の5つの方法があります。
    A.アイコンをダブルクリックして実行する
    B.フォルダをアイコンにドラッグ&ドロップする
    C.コマンドラインから実行する
    D.時間指定で自動実行する(オプション)
    E.ドライブ認識で自動実行する(オプション)
  4. 初回起動時のみドライブ指定ウィンドウが表示されます。
  5. 一度設定したドライブ指定を変更する場合は、filecopy初期設定.vbs をダブルクリックして実行します。
  6. コマンドラインから実行する場合は、
    > filecopy.vbs /[no]shutdown [m/d/yyyy] [foldername]
    と入力し [Enter]キーを押します。

    /[no]shutdown(必須)
      バックアップ完了後にパソコンを終了させるかどうかを指定します。

    m/d/yyyy (オプション)
      いつ作成変更されたファイルからバックアップするかを年月日指定します。
    • 指定なしのとき:すべてのファイルをバックアップします。
     例:10/9/2006 月/日/年の順番で指定。
     10/9/2006と指定すると、2006年10月9日から現在までに作成変更された
     ファイルをバックアップします。

    foldername (オプション)
     バックアップするフォルダ名
     例:パスが C:\foldername なら foldername
     
    • 指定なしのとき:ドライブ全体をバックアップします。
     サブフォルダ指定も可能です。
     例:パスが C:\foldername\subfoldername なら foldername\subfoldername
    • コマンドラインから実行する場合は、事前に filecopy初期設定.vbs を実行してドライブ指定を行なっておいてください。
    • バックアップしたいフォルダパスが分からない方は、[スタート - マイコンピュータ]をクリックしてバックアップしたいフォルダを一覧表示して、[ツール - フォルダオプション...]をクリック
    [表示]タブをクリック
    [詳細設定]5行目の[タイトルバーにファイルのパス名を表示する]をクリック
    [OK]ボタンクリック
    ウィンドウ上部のブルー領域にパスが表示されます。

制限事項

  • CD-RやDVD-R等のメディアにはバックアップできません。
  • 単一フォルダ(サブフォルダ内は除く)で19万ファイル以上を含むものはバックアップできません。
    (メモリーエラーとなり処理が中断します。)
  • システムファイル等の隠しフォルダはバックアップしませんので、
    Windowsがインストールされているドライブ全体のバックアップには適しません。
    ワード、エクセルなどのファイルが入ったフォルダ(マイドキュメント等)のバックアップは可能です。
  • ログファイル格納フォルダにユーザーの書込み権限が許可されている必要があります。
  • コピー元とコピー先のドライブは別のドライブを指定してください。(例:E:とF:)
    ハードディスクが壊れたときのためのバックアップを想定していますので、パーティションで論理分割したものよりは物理的に別のドライブ(USB接続HDDなど)とすることをお勧めいたします。
  • コピー先ドライブにはコピー元ドライブ全体または指定フォルダがバックアップ対象となりますので、コピー元ドライブ容量と同じ容量がコピー先ドライブに必要となりますので、ご注意ください。
  • 本ソフトウェアを重複して起動させないでください。
  • 試用期間中は、モーダルダイアログが表示されるため、タスクでの自動実行はできません。
  • バックアップ処理がエラーとなるファイルがあります。エラーはエラーログファイルに記録されますので、バックアップ後は、必ずエラーログファイルを確認してください。
  • 空のフォルダはバックアップされません。

既知の問題点

  • Macで作成したファイル等は、Windowsではファイル作成日付が 2032年のような日付となるため毎回バックアップ対象に含まれてしまう。
  • 1つのフォルダ内のファイル数が約19万ファイル以上ある場合、メモリエラーが発生する。